明けましておめでとうございます。祝

皆様、明けましておめでとうございます^_^
今年も、暑い夏や寒い冬を乗り越えて一歩前進し、成長していけるように、頑張ります!!

さて、今日は今年最初のブログ投稿という事で、少し庭を好きになって頂けるかもしれないお話をしていきたいなーと思いますので、よろしければお付き合いくださいませ^_^

自分達が普段、この仕事をしていると、
庭が大好きな方から全く興味の無い方まで様々な方にお会いします。
ご自分の趣味で庭木の剪定をされる方、ホームセンターで花や土を買ってきて植え替えされる方、庭木なんて必要無い!と言われる方など^_^おかげ様で、色んな方々に、ご依頼を頂いています。

そんな時、そもそも庭って何の為にあるのかなー?と考えた時がありました。
衣・食・住のように、人が生きて行く上で、庭って必ずなければならない物ではないなーと(^^;
庭師の自分が言うのもなんですが、庭が無くても全然、普通に暮らしていけますもんね?(笑)

では、庭とは何なのか・・・・

その歴史は平安時代から始まります。
最初は極楽浄土を再現するかのような浄土式庭園。室町時代には、ガラッと変わって枯山水。安土桃山時代には、千利休の侘び寂びの美意識からきた露地(茶庭)。江戸時代には、競って造った大名庭園など。それから歴史は続き、昔から人の生活の中に庭が造られてきました。

その歴史の中で共通しているものがあります、それは、人の手で造られた庭という空間を、見たり、触れたり、感じたりして「楽しんできた」と言う事、そして、その時代時代の価値観で形が変化してきたと言う事です。

それが今の時代になると、芝生で広々と遊ぶ空間、色んな樹種が植えられた四季を感じる空間、ベランダで花や野菜を育てる空間、月や星を見ながら、ホッと一息つく空間など、個人個人の価値観で
形の違う庭になりました。

確かにお客様方も、それぞれのお庭の形でそれぞれに楽しんでおられます^_^

これは師匠から頂いた本の中に書いてあった事ですが、人は楽しんだり、心地よいと感じた時、脳内では、「Bエンドルフィン」という、免疫力を高めたり、血液の流れを良くしたり、脳細胞の若さを保ったりするホルモンが分泌されるそうです^_^人間てすごいですねー!!

歴史を学んだり、師匠に教えて頂いたり、お客様を見ていたりしていると、
庭とは!・・・ そこに生活される方々が、それぞれの価値観や生活スタイルに合わせて、笑顔で楽しくすごせる空間の事を言うんだなと思いました!
そして、人々が生き生きと健やかに生活して行くうえで、「楽しむ」ことの大切さ、その一つの手段として、庭があるんだなと^^ だから、ぜひ、皆様も屋外に少しでも使われていない空間があれば、何か趣味を活かして楽しめる空間にして見てください!きっと生きる力になってくれるはずです^^
思えば、自分が大野城市の小さなアパートに住んでいた時、すぐ隣の公園が自分にとっての庭だーと思っていました(笑)
庭の大小なんて関係ないんです、ご自分が一番楽しめる庭こそが世界で一番価値のある庭なんですよー!!!!!!

いやー、自分で話ておいて、自分が一番庭が好きになりそうです(笑)

皆様はどう思われますか??

自分達は皆様の毎日の笑顔の為に、少しでもお力になれればと、今日から一年また頑張って行きます!!!

以上、少し長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました^^ 近々植物を少し好きになって頂けるかもしれないお話をしたいと思いますので、その時はまた、お付き合いくださいませ^^

それでは、皆様、今年もなにとぞ、庭や・笑を、よろしくお願い致します^_^

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